スマートフォンを長年使っていると本体に様々な故障が起こりますよね。
以前から僕のiPhone 6sで撮るカメラには致命的な欠陥がありました。
以下の画像をご覧ください。
これは単なる白い壁を撮影したものですが、ご覧のようにびっしり黒いゴミが映っていますね。
レンズ面を拭いても改善されなかったので、カメラのセンサー面に付着しているということがわかりました。かなりひどいですよね。。
これを半年放置していましたが、そろそろ生活に支障が出てきたので修理しようと考えました。
カンタンにまとめると
iPhoneのカメラセンサーにゴミが付く原因とは
iPhoneのセンサーに、もといiPhone内部に埃やゴミが侵入する理由として以下の理由が挙げられます。
- 割れた画面の隙間から埃が侵入する
- 落下した衝撃でフレーム側面に隙間ができて埃が入る
- サイレントスイッチのわずかな隙間から
- そもそも普段から埃の多い場所で使っている
- ポケットの中が埃だらけ
人間の目には見えない埃などがこれらの部分から侵入することがあるようです。
ちょっとのひび割れでも本当はすぐに直さないといけないみたいです。
実は今回僕のiPhoneにも画面にひび割れがあるんです。カメラ内部に付着してしまった埃もヒビから侵入したものと思われます。
故障かな?と思ったらまずはGenius Barへ
もちろんiPhoneに何か問題が起きた時には、まずGenius Barへ行くことをおすすめします。
保証期間内であればなおさらお得になります。もし購入して比較的すぐにカメラにゴミが入るようなことがあれば、保証期間内であれば初期不良として無償で本体交換の対応してくれるかもしれません。
2018年10月現在のメーカー修理料金
- AppleCare加入→画面修理/¥3,400 その他の修理/¥11,800(いずれもすべてのiPhoneシリーズにおいて)
- AppleCare未加入→iPhone 8までのシリーズ 画面修理/¥14,800~¥16,800 その他の修理/¥30,400~¥39,800
当然直近のシリーズなら保証期間外だともっと高い金額を請求されます。
街の修理屋さんに持っていく前に、一旦正規料金を知ったうえで考えてみましょう。
自分で直す手段はあるのか
本体の外側から物理的に埃が入ったのなら、風を送れば吹き飛ばせるのでは?ということで僕もエアダスターを吹きまくりましたが、効果はありませんでした。
まあそりゃそうですよね。ひび割れ部分から侵入したとしても、その先の精密機械の迷路をじわりじわりと抜けてやっとカメラセンサーに到達するのでしょう。
風が吹き抜けるような一直線の穴ではないのでエアダスター作戦はあまり意味が無いようです。
もう一つの手段は分解作戦ですが、これはさすがに論外かと思います。誰でもできるわけではないし、リスクを負うのとと工具などの初期投資もかかります。
何より今回の事例では画面が割れているという事が致命的で、何やら情報によると画面と背面を吸盤の力で剥がすそうなので、画面が脆いと引っ張った時に損壊するのは容易に想像できてしまいます。
遊び半分の分解という事なら止めはしませんが、、
修理に頼んだのはスマホスピタル
ちょうど平日が休暇になったので月曜のお昼前後に、大阪駅前・ヨドバシカメラ裏にあるスマホスピタルに行ってきました。
事前に以来の予約の電話は入れていきました。所在地はこちらです。
ヨドバシカメラの北側に大きな交差点がありますが、北西の道沿いにお店はあります。
カメラのナニワの大きな看板うえにスマホスピタルの看板が見えました。店舗自体はこの雑居ビルの3階にあります。
梅仙堂ビルの入り口がすぐ下にあるので入ってみます。
エレベーターや階段は本当にコテコテの雑居ビルのようで、一見修理ショップがあるようには思えません。
この渋いエレベーターを使って3階まで上がります。
3階に上がるとこれぞ雑居ビルのようです。一番奥の部屋がお店になっています。
手作り感のある入り口です。
店内に入ると先客が1人いるだけで、あまり混んでいませんでした。平日の昼前という事もあり並ばずに手続することができました。
待合スペースは4畳くらいの空間にカウンターがある程度で結構狭かったです。順番待ちの椅子が3つある程度で、列をなす場所もありませんでした。
やはり予約をしてから来店するのが前提だそうです。
予約の方法
基本的にはホームページにアクセスして電話か予約フォームから手続きするのが一般的だそうです。
参考 予約はホームページからスマホスピタル僕は朝10時30に電話で予約しました。平日の午前中なら比較的時間帯を選んで予約できる雰囲気でした。
飛び込みでも対応してくれているとのことですが、万が一3人以上並んでいるとその場で待つのはあまり現実的な場所ではないので、必ず予約してから向かうのがオススメです。
実際の手続き
僕のiPhone 6sはカメラのゴミと画面にヒビが入っていました。
どうせ来年に白ロムの型落ちでも買おうと思っているので、完全に直す必要はないと考えていました。
見積もり(5分)
一旦優先順位としてカメラだけを直した場合いくらかかるか見積もってもらうと、約¥5,700ほどでした。
思っていたより安かったので画面の修理も同時に見積もってもらうと、多少は抱き合わせで安くなるのですが、損傷重度の診断を受けたので¥15,000を超えてしまいました。
画面の修理には純正画面の交換と、互換品の画面のどちらかを選べますが、互換品はタッチ性の悪さや色が良くないこと、保証が今後効かなくなるなどデメリットが大きいそうです。覚えておきましょう。
アプリ登録(何種か)によって4割引になるプランも勧められましたが、そういうのに乗っかる主義ではないので今回はカメラの修理だけお願いしました。
ただ画面が破損している状態でのカメラ修理となるので、修理の過程で画面の損傷が大きくなるかもしれないということを事前に承諾しておかないといけません。
個人情報登録(1分)
iPadを使って個人情報の登録です。
必須項目が基本的な情報だけだったのと、稀にあるような長すぎるアンケートとかは無いのですぐに入力できました。
整理券をもらう
あとは整理券をもらって30分〜1時間待つだけです。
基本的には散歩して時間を潰すといいです。忙しい時間帯は順番待ちのお客さんで店内の椅子がいっぱいになるはずです。
隣のビルには喫茶店や目の前にヨドバシカメラもありますので、暇つぶしは簡単だと思います。
修理完了
店員さんから言われた修理時間が経過すれば、受け取りに戻ります。
どうやら無事に修理が終わったようで、今回は画面に大きな損傷はなく戻ってきました。
画像のように簡単な診断書をもらいました。特筆すべきは右下の「無償保証0ヶ月」という内容ですが、画面が損傷した状態での修理でしたので、影響が今後ないとも言えないということで保証されないのでしょう。
まともな状態での修理もしくは損傷箇所全てを修理するなら、保証期間が数ヶ月もらえると思います。
実際に交換されたカメラで撮影してみました。
もう一度白い壁を撮ってみると、この通り完全にクリアに写っています!
カメラユニット交換修理で最終的には税込¥6,242でした。
僕が今回行ったスマホスピタルの道沿いには、他にも2店舗が軒を並べるリペア激戦区でした。
全ての店を吟味したわけでは無いので、他にも安いサービスがあるかもしれませんが、それほど差があるわけでも無いと思います。
今回ご紹介させていただいた記事で、今まで修理に行くのに踏ん切りがつかなかった方の参考になれば嬉しいです。
ビルは渋いですがね。
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