2019年8月発売!SONY RX100ⅦはYouTuber&Vlogのマストアイテムとなるのか?最新発表スペックから徹底レビュー

ソニーのコンデジラインナップで人気のRX100 サイバーショットシリーズ。

2019年の7月25日にその7機種目となる「RX100Ⅶ」が発表されました。

今回はメーカーが紹介しているスペック情報をもとに、先代のRX100Ⅵからどのくらい進化しているのか、

また、この新機種は本当に買うべきなのか評価してみようと思います。

Vlogにはうってつけのマストアイテムになるのか果たして。

 

外観

RX100Ⅵの形状からはほぼ変わっていないことがわかります。

その分機能のあまり変わってない??と若干不安に駆られますが、、

(正面/左RX100Ⅶ・右RX100Ⅵ)

(背面)

(上面)

(側面1)

(側面2)

(モニタ)

(ズーム)

 

基礎スペックの評価

昨年2018のRX100 Ⅵからどれだけ変化があるのかが、注目ポイントです。

新しい機能も基礎スペックから読み取れるので、そちらも併せて紹介しています。

先代の発売から1年で大きく変更点はないと思われますが、おさらいも含めて比較してみましょう。

 

センサーサイズ・画素数(変更点なし)

RX100ⅦRX100Ⅵ
メモリー一体1.0型積層型CMOSセンサー/有効画素数 約2010万画素メモリー一体1.0型積層型CMOSセンサー/有効画素数 約2010万画素

センサーサイズと有効画素数はともに同じで、RX100Ⅶに進化はありませんでした。

ちなみにこの1.0型センサーというのは、かつてはコンデジでは大型センサーとされていましたが、

高級クラスのコンデジでは昨今基本のサイズとなっています。

 

1.0型=センサーの長辺が1インチという大きさです。2.5cmくらいですね。

このセンサーサイズが大きいほど高画質化や、ボケ味などの様々な恩恵を受けます。

 

ちなみにiPhoneXは1/3.6型センサーを搭載しているので、RX100Ⅶよりも3倍以上小さなセンサーで動いています。

だからと言って3倍画質が悪くなるとは限りませんが。

 

画素数に関しては、今の時代のカメラ選びではあまり重要ではなくなりました。

「画質」に関する基準が、レンズのボケ具合やダイナミックレンジ、ビット数など

様々な理由から判断しないといけなくなっているからです。

 

RX100Ⅶの2000万画素という数字は、プロの世界でも十分なレベルです。

4000万画素という次元の一眼レフもありますが、切り出し目的や、

メートル級の巨大広告制作にとって恩恵を受けるのみです。したがってあまり考慮する必要はありません。

 

しかし今回のイメージセンサーはカメラ機能の根幹を担う部分で、

他にも従来にはない機能が搭載されていることが、今回RZ100Ⅶの目玉となっています!

追ってその機能を紹介していくのでご期待ください!

 

焦点距離・ズーム性能(変更点なし)

RX100ⅦRX100Ⅵ
24-200mm24-200mm

35mm換算の焦点距離に関しても、RX100Ⅵから変化はないようです。

レンズはいつも通りツァイス バリオ・ゾナーTレンズ。

ちなみにこの24mmというのは、標準ズームと呼ばれる部類のレンズでは最も広く撮れる数値です。

日常のほとんどのシーンは収めることができるので、合格点です。

 

もっとも24mm以下の超広角域のレンズもありますが、建築撮影やトリッキーな見た目に撮る目的以外必要のないレンズです。

RX100Ⅵから踏襲されている200mm望遠については、このサイズのカメラでは注目ポイントの一つです。

24~200㎜というズーム域を目当てに、このコンデジが選ぶ人も多いはずです。

Vlogでロケーションを回る際には、周りの景色をやむなく許可なしに撮影することも多いはずなので、

200mm望遠で離れて撮影できるスタイルは、精神的にも非常に楽になるはずです。

 

F値(変更点なし)

RX100ⅦRX100Ⅵ
F2.8-4.5F2.8-4.5

F値に関しても変更はありません。

しかし過去のRX100Ⅴ以前のシリーズでは、解放F値が1.8だったのに対して、

RX100ⅥからF2.8へと暗くなってしまったのが、残念な点だと評価されています。

かといって一般的にF2.8はまったく悪いものではないですが、よく設定される機会の多い中望遠域になると、

 

比較的暗くなってしまうので、シャッタースピードを下げるか、ISOを上げて対応しましょう。

 

最高シャッタースピード(変更点なし)

RX100ⅦRX100Ⅵ
1/32000秒1/32000秒

こちらも変更点はなくどちらも1/32000秒の最高シャッタースピードとなっています。

数世代前からこの数値は変わっていません。

電子シャッターなので一眼レフカメラよりもはるかに速くシャッターを切ることができ、

世の中の大抵の物体はびしっと止めることができるはずです。

 

ISO感度(変更点なし)

RX100ⅦRX100Ⅵ
ISO125-12800ISO125-12800

ISO感度にも変更はありません。

この数値は遥か昔のコンデジからシリーズ通して変わっていないので、考慮する必要が全くないです。

いたって一般的な数値となっています。

 

オートフォーカス☆注目!

RX100ⅦRX100Ⅵ
357点像面位相差AF
425点コントラストAF
315点像面位相差AF
25点コントラストAF

RX100Ⅶの基礎スペックで最も驚くべき点は、AF測距点がめちゃくちゃ増加したことです。

SONYが誇るフラッグシップ一眼レフα9にも搭載されているファストハイブリッドAFが、

このRX100Ⅶにも搭載されているのです!

 

特にコントラストAFが25点→425点にまで増加したので、RX100Ⅵよりもはるかに速く合焦できるはずです。

なんとその合焦速度は世界最高の0.02秒だとか。ほんまかいな

測距点の量がAFの速さの全てを語るわけではないですが、かつてプロが使ってきた一眼レフカメラよりも

測距点ストレスを感じることが減ると思います!

 

高速連写☆ワンショット連続撮影(注目!)

RX100ⅦRX100Ⅵ
AF/AE追従
20コマ/秒
ワンショット連続撮影
90コマ/秒
AF/AE追従
24コマ/秒

こちらもRX100Ⅶでは変更点があるようです。

通常での最高連写速度は24→20/秒と減ってしまったのが残念なポイントですが、

今回RX100Ⅶではワンショット連続撮影」という高速シャッターに関する新機能が搭載されています。

どんな機能かというと、

1回のシャッター中、90コマ/秒のスピードで7枚記録するというもの。

いまいちピンとこないですね(笑)

 

要するに高速連写で何回もシャッターを切るよりも、このワンショット連続撮影というモードなら、

さらに究極の決定的瞬間を狙えるという事らしいです。

 

予想では、一回シャッターを切るごとに処理に時間を取られるような気がしますが、

1回のシャッターに賭けて、絶対取り逃したくないシーンでつかえそうですね!

 

光学式手ブレ補正(変更点なし)

RX100ⅦRX100Ⅵ

最大4.0段

最大4.0段

手ブレ補正には変更点はありませんでした。

4段というのは一般的にも強めの手ブレ補正です。特に望遠になればなるほど手ブレが強くなるので、

この水準の補正なら十分止めてくれるはずです。

 

動画記録形式(変更点なし)

RX100ⅦRX100Ⅵ
4K
Full HD
4K
Full HD

解像度や記録形式で言うと変更点はないようです。

RX100Ⅵからの動画記録の特徴で言うと、

最高画質はUHD(3840×2160/30p)

ピクチャープロファイルにS-Log2, S-Log3を使えることが挙げられます。

ただし記録形式以外にも特徴的な変更点が今回ありました。

基礎スペックを紹介した後にまとめてありますので、以下でご覧ください。

 

その他大きく変更点の無かった標準機能

動画光学式手ブレ補正
アクティブモード
(5軸)
インテリジェント
アクティブ搭載
有機ELファインダー
( )内はドット数
0.39型
(約235万ドット)
モニターサイズ
( )内はドット数
3.0型液晶
(約122.9万ドット)
可動式モニター
上に約107度
下に約42度
スーパー
スローモーション

最大960fps(40倍)
Wi-Fi® / NFC対応
バッテリー使用時間
(CIPA準拠)
RX100Ⅶ→約240枚 / 約120分 RX100Ⅵ→約220枚 / 約110

その他にもカメラの基礎機能を語るうえで、様々な特徴がありますが、

基本的に大きく変更された部分はないようです。

ただし、動画光学式手ブレ補正アクティブモードという、動きながら動画撮影する際に向いている手ブレ補正機能については、

RX100Ⅵでは4K撮影時には設定できなかったのが、RX100Ⅶでは4Kでも設定できるように改善されていました。

これはVlog撮影に特化された改善だと思います。注目ポイントですね。

 

注目の新機能が他にも

強力なオートフォーカスやワンショット連続撮影以外にも、

注目すべき新機能がRX100Ⅶには搭載されています。

かなりうれしいマイク入力

これを待ちわびていた人は多いのではないでしょうか?

従来のRX100Ⅵには搭載されていなかったマイク入力が今回追加され、

より高音質なマイクで動画を撮影したいVlogerの念願がかなったはずです。

シューティンググリップなどを使って撮影しているイメージが容易に想像つきますね(笑)

 

瞳AFの進化

こちらもトンデモ進化が起こりました。

先代のRX100Ⅵまでは人の瞳にAFが効きましたが、

RX100Ⅶではなんと動物の瞳にまでAFが効くようになりました。

 

おそらく身近な哺乳類動物くらいにしか効果はないでしょうけど、面白い機能ですね。

そしてなんとこの瞳AFが、動画にまで搭載されているのも驚きです。

 

リアルタイムトラッキング

写真と動画共通で、AFの追従が可能になりました。これはα9にも搭載されている機能です!

コンデジでAF追随機能がついているなんて、他のメーカではそうそうないと思います。

モニターが小さい分フォーカスが自動で効いてくれると、Vlogのトークなどには集中できて便利だと思いました。

 

ブラックアウトフリー

連写時にレリーズの瞬間瞬間に、画面が暗くなってしまうのを防ぐ機能だそうです。

電子ビューファインダー・液晶モニターの表示更新を60回/秒の頻度で行って、

タイムラグを抑制しているとか。

Video: ギズモード・ジャパン/YouTube

 

インターバル撮影が可能に

これも嬉しい点ですね。定点で自動的に撮影してほしい時などに役立ちます。

星空の撮影や、空や街のタイムラプスも可能になります。

最近の一眼レフには搭載されつつありますが、カメラ市場的にはあったりなかったりなので、

なかなかいい判断だと思います。

 

おすすめポイントまとめ

  • マイク端子で高音質録画ができる!
  • 写真や動画のAFが追随する!
  • 人や動物の目にもAFが効くようになった!
  • 4K動画でも歩きながら強力手ブレ補正!
  • ワンショット連続撮影で決定的瞬間が撮れる!
  • モニターが上に180°、下に90°チルトする。
  • 自撮りや料理の俯瞰撮影ができる!
  • 最大940fpsの超スローモーションが撮れる!
  • 24-200mmの高倍率ズーム!
  • インターバル撮影が可能!
  • USB給電しながら撮影できる!
  • Slog撮影ができる!

 

残念な点

実動画撮影40分…バッテリーは弱そう。(ちなみに連続撮影は29分)

販売価格が高額…145,000円予想(オープン価格)

 

さらに気になることがあって、

RX100Ⅵから変更となった情報が現段階でなかったので、その仕様から予想すると、

動画の絞り限界はf11、Slog2/3撮影時には最小ISO1000という仕様かもしれないです。

(普通のピクチャープロファイルでは最小ISO125です)

 

そうだとしたら、晴れた日の屋外では非常に明るすぎる状況です。

しかし光を抑える内蔵NDフィルターや、アクセサリーなどの発表もされていません。

外で撮影できるようなVlog仕様にしたのに、致命的な仕様の予感…

こんな晴れた日差しの中で、この使用でのSlog撮影は絶対無理だ。。。

 

リリース情報
  • 8月30日発売!
  • 2019年7月31日より予約スタート。
  • 予想価格145,000円前後(オープン価格)
  • グリップ、マイク、予備バッテリーを同梱したシューティンググリップキットも発売予定、155,000円。

 

総評としては間違いなくVlog向けだが・・・?

週に何回も気軽にVlogしたい人向けだと思います。

実際には一眼レフカメラや、4:2:2 10bit撮影で配信している人も大勢いるので、

さすがにこのカメラにそこまでの画質は求めることはできませんが、

ピクチャープロファイルのSlog設定で撮るなら、多少は後処理のグレーディングで美しさを底上げできるかもしれないですね。

 

個人的には方落ち狙いで先代のRX100Ⅵを選んでも、コスパ的には十分幸せだと思います。

Vlogをやっていくには基本的な機能が満載な点では変わりないです。

 

 

ただしより安価なG5 X Mark IIの存在なども見捨てられないので、コストパフォーマンスに関しては若干疑問が残ります。

あとはNDフィルターさえ装着できるようになればなぁ・・・。

 

そうであっても、魅力としてはなにより軽量カメラなので撮影の疲労感もないでしょうし、スタビライザーも優秀だと思われます。

なによりα9で採用されていたAFやトラッキング機能がそのまま移植されている点は、かなりロマンがあります。

 

ジャーナリストのようなスタイルの方には、もってこいのカメラなのではないでしょうか?

お金に余裕があれば間違いなく買ってもいい1台です!

 

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